簡単にできるメンテナンス
今回はチェーンの清掃。
YBRのチェーンはノンシールタイプのチェーンです。
汚れたままにしておくと、ただでさえパワーのないエンジンのパワーを損失してしまいます。
この車体のチェーンはまだ一度も交換していません。
中国製です。 現在のモデルには日本製のものが付いているという情報もあります。
ただ、中国製も近年品質が上がっていて、このチェーンも特に伸びやすいということもありません。
ではチェーン清掃の手順
まずフロントスプロケのカバーを外します。
シフトペダルが邪魔になりますので外しておきます。
プラスのネジ2個でとまっています。サイズの大きいドライバーが必要です。
フロントのスプロケットチェーンオイルと泥で汚れています。
リアのスプロケット
砂が多くついているのが分かるでしょうか?
タイヤを回すとジャリジャリした感じがあります。
古いオイルと泥を落とします。
今回使用するチェーンクリーナはこれです。
AZチェーンディグリーザーという商品。
汚れたチェーンに直接吹きかけ水で流せます。
セットになっているこの3面ブラシが便利
チェーンディグリーザーを吹きかけブラシでこすり汚れを落とします。
フロントも同様にして汚れを落とします。
水でよく流し、エアーを吹いて水分を取ります。
エアーガンを使う環境がない方はウエスなどでよく水分をふき取ってください。
さっぱりと綺麗になりましたね。
スプレー式のパーツクリーナを使う方もいますが、パーツクリーナはゴム部品を侵すものもありますので、できればチェーン専用のクリーナーが安心です。
次に新しいチェーンオイルを注します。
このチェーンオイルはチェーンディグリーザーとセットになっているもので、一コマづつ注さなければなりませんが、今まで使ったチェーンオイルの中ではかなりいい感じで気に入っています。
ホイールを回してオイルをなじませます。余分なオイルをふき取って
あとはフロントスプロケットカバーとシフトペダルを戻して終了です。
ちなみにチェーンサイズは428 118コマです。
ネット通販では日本のメーカーのものが2000円から3000程度で入手できます。
あまりパワーもないので、クリップで止めるタイプのものであれば交換も容易にできます。
チェーン清掃後の走行は、はっきり分かるくらいスムーズに走ります。とても気持ちが良い。
作業時間約20分